ノートパソコンの画面に指紋やホコリがつくと、見づらくて気になりますよね。私も気になったときにすぐ拭きたくなりますが、実はやり方を間違えると画面のコーティングを傷めたり、故障の原因になったりすることがあります。
まず結論からお伝えすると、ノートパソコンの画面は水拭き自体は可能ですが、布をしっかり絞ってごく少量の水分で拭くことが大切ですよ。画面に直接水をかけるのはNGで、ティッシュや硬い布でゴシゴシこするのも避けたいところです。
この記事では、ノートパソコン画面の正しい水拭き方法、やってはいけない掃除方法、汚れが落ちにくいときの対処法まで、ひとつずつわかりやすくまとめます。
ノートパソコンの画面は水拭きしても大丈夫?
基本的には大丈夫です。ただし、どんなふうに拭くかがとても重要です。ノートパソコンの画面はテレビや窓ガラスのように頑丈ではなく、液晶の表面にデリケートなコーティングが施されていることが多いです。そのため、水分の量が多すぎたり、強く押しつけたりすると、ムラや傷、内部への水分侵入につながることがあります。
安心して掃除するためには、次の3つを守ると失敗しにくいですよ。
- 電源を切って、できれば充電ケーブルも外す
- 水は直接画面にかけず、布側に少量つける
- やわらかい布で力を入れずに拭く
画面掃除の前に準備したいもの
特別な道具がなくても、家にあるもので十分対応しやすいです。用意しやすくて失敗しにくいのは次のものです。
- マイクロファイバークロス、またはメガネ拭きのようなやわらかい布
- 少量の水
- 乾いた布をもう1枚
水は水道水でも対応できますが、拭き跡が気になる場合は精製水が使いやすいです。ただ、無理に用意しなくても大丈夫ですよ。大切なのは、水分を多くしすぎないことです。
ノートパソコン画面の正しい水拭き手順
1. 電源を切って、画面を冷ます
電源が入ったままだと汚れが見えにくく、誤操作もしやすいです。掃除の前にシャットダウンして、可能なら電源アダプターも外しておきましょう。使った直後で画面が少し温かいときは、数分待つと安心です。
2. まず乾拭きでホコリを取る
いきなり水拭きすると、表面の小さなホコリを引きずって細かな傷の原因になることがあります。最初に乾いたマイクロファイバークロスで、上から下へやさしくなでるようにホコリを取りましょう。
3. 布を固く絞って軽く湿らせる
次に、やわらかい布に少量の水を含ませて、しっかり絞ります。目安としては、触っても水がにじまない程度の「ほぼ乾いているけれど少しだけ湿っている」状態が理想です。
4. 力を入れずに一定方向へ拭く
円を描くように何度もこするより、同じ方向にスーッと拭くほうがムラになりにくいです。指紋が気になる部分だけを強くこするのではなく、画面全体をやさしく拭いていきましょう。
5. 最後に乾いた布で仕上げる
水分が少しでも残っていると、跡が見えやすくなります。仕上げに乾いたやわらかい布で軽く拭けば、すっきり見えやすくなりますよ。
やってはいけない掃除方法
汚れを早く落としたくて、ついやってしまいがちな方法がありますが、画面には負担が大きいことがあります。次の方法は避けたほうが安心です。
- 画面に直接スプレーや水を吹きかける
- ティッシュ、キッチンペーパー、衣類の袖で拭く
- 強い力で押しつける
- アルコールやガラスクリーナーを自己判断で使う
- 汚れを爪でこすって取る
特にアルコールは、機種によってはコーティングに影響することがあります。メーカーが使用可としている場合を除き、まずは水を使ったやさしい掃除から試すのが無難ですよ。
指紋や皮脂汚れが落ちにくいときはどうする?
軽いホコリは乾拭きで取れますが、指紋や皮脂は乾拭きだけだと伸びてしまうことがあります。そんなときは、固く絞った布で同じ場所を数回に分けてやさしく拭いてみてください。1回で落とそうとせず、少しずつ浮かせるイメージです。
それでも落ちにくい場合は、メーカー公式の手入れ方法を確認するのがおすすめです。画面の種類によっては推奨されるクリーニング方法が異なります。自己流で強い洗剤を使うより、説明書やメーカーサイトをチェックしたほうが安心ですね。
画面以外も一緒に掃除していい?
キーボードや本体まわりも気になりますよね。基本的には同じく水分を控えめにしたやわらかい布で拭けますが、隙間に水が入りやすい場所は特に注意が必要です。キーボードのキーの間や端子まわりは、濡れた布を押し込まず、乾いた布ややわらかいブラシでホコリを取るほうが安全です。
どれくらいの頻度で掃除すればいい?
毎日しっかり水拭きする必要はありません。ホコリが目立ったときは乾拭き、指紋や皮脂が気になったときだけ軽く水拭き、というくらいで十分です。頻繁に強くこするより、気づいたときにやさしく整えるほうが画面にはやさしいですよ。
知っておくと便利な豆知識
画面の汚れは「明るい背景」で見つけやすいです
掃除前に白っぽい画面を表示すると、指紋や拭きムラが見つけやすくなります。逆に黒い画面ではホコリが見つけやすいこともあるので、掃除の仕上がり確認に使い分けると便利です。
息を吹きかけて拭くのは、できれば控えめに
ついメガネのように息をハーッとかけたくなりますが、細かな水分や唾液成分がつくことがあります。少しのことですが、できれば布を軽く湿らせる方法のほうが安定しやすいです。
汚れ予防は「触る回数を減らす」がいちばんです
タッチ対応でない画面なら、つい指で示しながら画面に触れないだけでも指紋はかなり減ります。開閉時もできるだけベゼル部分を持つようにすると、画面が汚れにくくなりますよ。
まとめ
ノートパソコンの画面は、水拭きしても大丈夫ですが、たっぷり濡らすのではなく、固く絞ったやわらかい布でやさしく拭くのが基本です。画面に直接水をかけないこと、強くこすらないこと、この2つを意識するだけでもトラブルをかなり防げます。
見やすい画面になると、作業も気分も少しすっきりしますよね。ぜひ無理のない方法で、ノートパソコンをやさしくお手入れしてみてください。
