キッチンで出る野菜くずや、机の上の紙くずを「ちょっとだけ捨てたい」ときに便利なのが、新聞紙で作る簡易ゴミ箱です。特別な道具は必要なく、新聞紙1枚があれば5分ほどで作れますよ。汚れたらそのまま捨てられるので、三角コーナー代わりや、食卓での殻入れにもぴったりです。
新聞紙で作る簡単ゴミ箱の完成イメージ
今回作るのは、口が四角く開く小さな紙製ゴミ箱です。完成サイズは新聞紙の大きさによって変わりますが、一般的な新聞紙1枚を使うと、野菜の皮やティーバッグ、みかんの皮、卓上の紙くずなどを入れやすい大きさになります。
水気の少ないゴミなら新聞紙だけで十分使えます。水分が多い生ごみを入れる場合は、底に広告紙を1枚重ねるか、小さなポリ袋を内側に入れると安心ですね。
用意するもの
- 新聞紙:見開き1枚
- 必要に応じて広告紙またはチラシ:底の補強用
- 水気のあるゴミを入れる場合は小さなポリ袋:1枚
新聞紙は、広げたときに大きな1枚になる状態で用意してください。折り込みチラシでも作れますが、新聞紙のほうが薄くて折りやすく、形を整えやすいですよ。
新聞紙ゴミ箱の折り方|基本の8ステップ
1. 新聞紙を見開きの状態で広げます
新聞紙を机や床の上に広げます。破れている部分があると底が弱くなるため、できるだけきれいな1枚を選びましょう。文字が読める面を上にして始めると、折る向きが分かりやすいです。
2. 縦半分に折ります
長方形の新聞紙を、短い辺同士が重なるように縦半分に折ります。端をそろえ、手のひらや爪で折り目をしっかり押さえてください。この最初の折り目が甘いと、完成後の箱がゆがみやすくなります。
3. さらに横半分に折ります
次に、横方向に半分へ折ります。小さな長方形になれば大丈夫です。このとき、新聞紙が何枚か重なっている開く側と、折り目でつながっている側を確認しておくと、次の工程で迷いません。
4. 上側の1枚を三角に開いてつぶします
上にある紙の1枚だけを持ち、右上の角を中央下へ向かって開きます。三角形になるように広げ、つぶして折り目を付けてください。折り紙の風船や紙袋を作るときのように、袋状の部分を開いて平らにするイメージです。
5. 裏返して反対側も同じように折ります
全体を裏返し、反対側も同様に1枚を三角形へ開いてつぶします。表と裏に三角の面ができ、上がとがった形になれば順調です。左右の形が大きくずれないよう、中央線を意識して折りましょう。
6. 左右の端を中央へ折り込みます
表側を向け、左端を中央線へ向かって折ります。右端も同じように中央へ折り、細長い形にしてください。折り込んだ端が中央で少し重なるくらいで問題ありません。
7. 裏側も左右を中央へ折ります
裏返して、こちら側も左右の端を中央へ折り込みます。ここまで来ると、上下に三角のふたが付いた細長い形になります。幅がそろっていると、完成した箱がきれいに立ちますよ。
8. 下側を開いて箱の形に整えます
最後に、折り目が重なっている下側から指を入れ、ゆっくり広げます。左右の角を整えながら底を平らにすると、口が開いたゴミ箱の完成です。底の四隅を軽く押さえ、箱が自立するか確認してください。
用途別|新聞紙ゴミ箱を使いやすくする工夫
キッチンで生ごみ入れにする場合
野菜の皮や茶がらなどを入れるなら、箱の底に折った広告紙を敷いておくと水分を吸ってくれます。汁気が多いものを直接入れると、新聞紙が破れたり、台が湿ったりすることがあるため注意しましょう。魚や肉の包装に付いた水分、スープの残りなどは、紙箱ではなく密閉できる容器や袋に入れるほうが安心です。
食卓の殻入れにする場合
枝豆のさや、落花生の殻、みかんの皮などを入れる卓上用には、小さめサイズが便利です。新聞紙を最初に半分または4分の1に切ってから同じ要領で折ると、場所を取らないミニゴミ箱になります。食事の後は、箱ごとまとめて捨てられるので片付けが楽ですね。
掃除中のゴミ入れにする場合
棚のほこり、消しゴムのかす、髪の毛、紙片などを集めるときにも役立ちます。掃除する場所の近くに置いておけば、何度も大きなゴミ箱まで往復せずに済みます。軽いゴミ専用にすると、新聞紙の箱でも長く形を保ちやすいですよ。
破れにくく、倒れにくくするコツ
- 新聞紙を2枚重ねて折ると、底が丈夫になります。
- 広告紙を底に敷くと、湿気を吸いやすくなります。
- 入れる量は箱の7〜8分目までにすると、持ち上げるときにこぼれにくいです。
- ぬれたゴミは水気を軽く切ってから入れます。
- 箱を移動するときは、口の部分ではなく底を両手で支えます。
特に、キッチンでは「水分をためない」ことが大切です。新聞紙は吸水性がありますが、防水素材ではありません。短時間だけ使う使い捨て容器として考えると、衛生的に活用しやすいですね。
新聞紙がないときに代用できる紙
新聞紙が手元にない場合は、折り込みチラシ、コピー用紙、包装紙、不要になったカレンダーなどでも作れます。ただし、コピー用紙は小さくて薄いため、卓上用のミニゴミ箱向きです。カレンダーや厚手の紙は丈夫な一方で、折り目が付きにくいことがあります。
つるつるしたコート紙のチラシは、水分を少し通しにくい反面、折り目が戻りやすい場合があります。その場合は、各工程で折り目を強めに押さえ、完成後に底をしっかり開いてください。
ちょっと人に話したくなる新聞紙の活用豆知識
新聞紙は、紙の繊維に細かなすき間があるため、湿気やにおいをある程度吸いやすい素材です。そのため、ゴミ箱として使うだけでなく、靴の中に丸めて入れて湿気を取ったり、野菜を包んで乾燥をゆるやかにしたりする使い方もあります。
また、新聞紙のインクが気になる場合は、食品を直接長時間包む用途は避け、野菜くず入れや掃除用などに使い分けると安心です。生ごみを入れるときも、食品そのものではなく、皮や包装ごみを入れる用途なら取り入れやすいですよ。
まとめ
新聞紙ゴミ箱は、新聞紙1枚を折るだけで作れる、手軽で便利な暮らしの工夫です。キッチンの生ごみ、食卓の殻、掃除中の細かなごみなど、必要な場所にさっと置けます。底を補強し、水気の多いものには袋を使うことを意識すれば、より快適に使えますよ。まずは1つ作って、毎日のちょっとした片付けに役立ててみてくださいね。
