とうもろこしを手軽においしく食べたいときは、皮つきのまま電子レンジで加熱する方法が便利です。鍋にたっぷりのお湯を沸かす必要がなく、皮が蒸し器のような役目をしてくれるので、粒がふっくら仕上がりますよ。

とうもろこしは皮ごと電子レンジで600W・1本あたり約5〜6分加熱し、加熱後に5分ほど蒸らすのが基本です。皮をすぐむかずに蒸らすと、水分と甘みを逃しにくくなります。

私も暑い日にとうもろこしを茹でるのが面倒なときは、この方法に助けられています。洗い物も少なく、台所が蒸気で暑くなりにくいのもうれしいところですね。初めてでも失敗しにくいように、準備から加熱時間、注意点まで順番にご紹介します。

とうもろこしを皮ごとレンジで加熱する基本の方法

電子レンジでの加熱は、正確には茹でるというより、皮の中で蒸し上げる調理法です。皮が水分の蒸発を防ぐため、ラップなしでもみずみずしく仕上がります。

用意するもの

  • 皮つきのとうもろこし:1〜2本
  • 電子レンジ対応の耐熱皿
  • やけど防止用のふきん、またはミトン
  • 好みで塩

手順1:傷んだ外皮だけを外す

とうもろこしは、内側の皮を残しておくのが大切です。乾いて汚れている外側の皮や、明らかに傷んだ部分だけを1〜2枚取り除きましょう。ひげはついたままで問題ありません。皮とひげが中の水分を守ってくれます。

ただし、黒いカビが広がっているもの、異臭がするもの、粒が大きく変色しているものは食べずに処分してください。先端の粒が少ししなびている程度なら、加熱して食べられることもありますよ。

手順2:水で表面をさっと洗う

皮の表面に土や汚れがついている場合は、流水でさっと洗います。洗ったあとは水気を軽く切るだけで大丈夫です。皮についた少量の水分も、加熱中の蒸気づくりに役立ちます。

手順3:耐熱皿にのせて加熱する

とうもろこしを耐熱皿にのせ、ラップをかけずに電子レンジへ入れます。1本なら600Wで5〜6分が目安です。太くて大きいものは6〜7分ほど加熱すると安心です。

本数 600Wの加熱時間の目安 ポイント
1本 5〜6分 太いものは6〜7分
2本 9〜11分 途中で上下を返すと加熱むらを抑えやすい

電子レンジによって火の通り方は違うため、最初は短めに加熱して様子を見るのがおすすめです。加熱が足りなければ、30秒ずつ追加してください。

手順4:皮つきのまま5分蒸らす

加熱が終わっても、すぐに皮をむかないでください。皿にのせたまま、またはレンジの庫内で5分ほど置きます。余熱で芯まで火が入り、粒が落ち着いてジューシーになります。

手順5:根元から皮をむいて完成

とうもろこしは非常に熱くなっているので、ふきんやミトンを使って持ちましょう。先端側よりも根元側を少し切り落としてから皮を引っ張ると、ひげも一緒に取りやすいですよ。最後に好みで塩をふれば完成です。

加熱時間の目安|500W・700Wでは何分?

600W以外の電子レンジを使う場合は、ワット数に合わせて時間を調整しましょう。とうもろこし1本の加熱時間の目安は次の通りです。

  • 500W:約6〜7分
  • 600W:約5〜6分
  • 700W:約4分半〜5分

2本を一度に加熱するなら、単純に2倍にするより少し短めから始めると失敗しにくいです。目安は600Wで9〜11分ですが、途中で一度向きを変えると加熱むらを減らせます。重ねず、できるだけ並べて置いてくださいね。

皮ごとレンジ加熱がおいしい理由

とうもろこしの皮は、天然の包み紙のようなものです。電子レンジの加熱中に中の水分が逃げにくく、蒸気でふっくら火が通ります。鍋で長時間茹でるよりも水っぽくなりにくく、甘みを感じやすいのが魅力です。

また、とうもろこしは収穫後から少しずつ甘みが減っていきます。買ってきたらなるべく早く加熱することが、おいしさを楽しむコツですよ。すぐ食べない場合でも、まず加熱してから保存すると扱いやすくなります。

皮ごと加熱は、甘みと水分を閉じ込めやすいのが大きなメリットです。茹で湯を用意しなくても、ふっくらしたとうもろこしが楽しめます。

失敗しないための注意点

完全に皮をむいてから加熱しない

皮を全部むいた状態でレンジ加熱すると、水分が飛んで粒がしわしわになりやすいです。皮がない場合は、とうもろこしを水で軽くぬらし、ふんわりラップで包んで加熱しましょう。

熱い蒸気によるやけどに注意する

加熱直後の皮の内側には高温の蒸気がたまっています。顔を近づけず、先端から少しずつ開くのではなく、ふきんを使って根元側から慎重にむくと安心です。小さなお子さんがいるご家庭では、大人が皮をむいてから渡してくださいね。

破裂を防ぐために長時間加熱しすぎない

とうもろこしは加熱しすぎると水分が飛び、食感がかたくなります。皮が大きく破れたり、焦げたようなにおいがしたりしたら加熱を止めましょう。太さや本数によって加熱時間は変わるため、追加加熱は30秒ずつが安全です。

塩味をしっかりなじませる簡単な方法

レンジ加熱後のとうもろこしに塩をふるだけでもおいしいですが、よりなじませたいときは塩水を使います。水200mlに塩小さじ1ほどを溶かし、皮をむいた熱いとうもろこしを5〜10分浸してください。表面にほどよく塩味がつき、甘さも引き立ちます。

塩を強くしすぎると、とうもろこし本来の甘さが感じにくくなることがあります。最初は薄めにして、食べるときに足す方法が失敗しにくいですよ。

加熱後の保存方法と温め直し

食べきれないとうもろこしは、粗熱が取れたらラップでぴったり包み、冷蔵庫で保存します。冷蔵なら2〜3日を目安に食べ切りましょう。長く保存したい場合は、1本ずつラップで包んで冷凍用保存袋に入れ、冷凍します。

冷凍したとうもろこしは、ラップをしたまま電子レンジで温め直せます。1本あたり600Wで2〜3分ほどから様子を見てください。輪切りにして冷凍しておくと、スープや炊き込みご飯、バターしょうゆ炒めにもすぐ使えて便利です。

ちょっと人に話したくなるとうもろこしの豆知識

とうもろこしの粒は、実はひげの本数と深い関係があります。ひげは1本ずつが粒につながっていて、ひげの数と粒の数はほぼ同じです。そのため、ひげが多く、先端までしっとりしているとうもろこしは、粒がしっかり詰まっている目安になります。

また、新鮮なとうもろこしを選ぶなら、皮の緑色が濃く、切り口がみずみずしいものがおすすめです。ひげは茶色や黒っぽくても、乾ききっていなければ問題ありません。むしろ、ひげが茶色くなっているのは熟しているサインでもあります。

まとめ|皮ごとレンジなら手軽で甘いとうもろこしに

とうもろこしは皮つきのまま電子レンジで加熱すると、手間をかけずにふっくら甘く仕上がります。1本なら600Wで5〜6分加熱し、皮つきのまま5分蒸らすのが基本です。

加熱後は蒸気でやけどをしないように気をつけながら皮をむき、好みで塩をふって楽しんでください。鍋を出すほどではないけれど、旬のおいしさを味わいたい日にもぴったりの方法ですよ。

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